読んだ本

暮しの手帖

『暮しの手帖』を集めてますー(≧∇≦)一部の連載と投稿はおハイソ過ぎてついていけないので読んでない笑なんというか、水村美苗の『本格小説』の世界?でも紙面と写真がきれいなんで気に入ってる。意外に役に立つし。前号のこの特集なんて、ほとんど作りまし…

妻が椎茸だったころ

今週のお題「最近おもしろかった本」!図書館本。妻が椎茸だったってどういうこと?と思って借りてみた。川上弘美が好きな人はハマるはず。植物にまつわる、少し不思議なふわふわした話。表題作は妻を亡くした年配の男性が、生前妻が予約していた料理教室に…

「献灯使」多和田葉子

最近読んだ本。 原発事故の収拾がつかなくなり、鎖国した日本の話。 事故後に生まれた子どもは病弱で要介護、 事故当時の大人は死ねずに100歳overな世界。 外国語(英語)を習うこと、外国の話題を話すことは禁止されていて、 英語、外国のもの=カッコイイ…

魔女の世界史

「魔女の世界史」海野弘魔女とゴスを結びつける試み。ブックリストが興味深かった。現代の魔術と魔女についてのパートがつらかった。文章が読みづらい泣魔女についての表現、怖れながら憧れるってまんまファムファタールじゃんか!それでいいのか?!

東京タラレバ娘

【楽天ブックスならいつでも送料無料】東京タラレバ娘(1) [ 東村アキコ ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > コミック > 少女 > 講談社 キスKCショップ: 楽天ブックス価格: 463円楽天で詳細を見る海月姫のアラサー.ver。 正直、ここまで焦らなくても良くない…

ダメをみがく

私も転職回数が5・6回あるようなダメ人間で、 何か得るものないかしら?と図書館で借りた本。 とある種類の人たちにとって、転職とはありえないこと・ 死に値することらしいのです・・・。 働く女子ならば誰もが感じる・遭遇するであろう、 あるあるの数々に…

狼少女たちの聖ルーシー寮作者: カレンラッセル,松田青子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/07/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る表題作のみ良かったです。 群れ生活をしていた狼少女が矯正寮に入り、 人間の女の子の振る舞いや…

藤森照信×山口晃 日本建築集中講義

脱線しまくり。 建築家の藤森さんと画家の山口さんが日本の有名建築を見て回る、という内容。 藤森さんから山口さんが集中講義を受けているというスタイル。 内容は脱線しまくりだけど、コネタが面白かった。 近場だと鳥取の投入堂が紹介されてました。 投入…

無垢の博物館上

無垢の博物館 上作者: オルハン・パムク,宮下遼出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/12/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (8件) を見るオルハン・パムクの小説。トルコ人のメルトモはパムクが嫌いだそう。 嫌いな理由を追…

私の名は紅

わたしの名は「紅」作者: オルハンパムク,Orhan Pamuk,和久井路子出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2004/11メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 104回この商品を含むブログ (50件) を見る日本語に翻訳されてはいるけど、文章がまとまっておらず、 読んでい…

生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白

生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白作者: パリソウラ・ランプソス,レーナ・カタリーナ・スヴァンベリ,久山葉子出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2011/09/14メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 4回この商品を含むブロ…

「トルコで私も考えた 2」高橋由佳利

トルコ人と結婚した漫画家の話。近隣で1巻は買えなかったので2巻。中にも書いてあったけど、トルコに婿探しに行く日本人って本当に多いらしい。わたしも行きたいくらいだもん。わは。気分だけでもとトルコ語のラジオ放送聴いてみた。当然わけわからん。で…

「アニマルズ・ピープル」サンドラ・シンハ

汚い言葉を破綻なく訳すのは非常に難しいことだと思うが、この本は不自然さがなく、もともと日本語で書かれた小説のよう。本当にすばらしい翻訳。内容は公害によって腰が曲がり、四足歩行になってしまった少年「動物」の物語。

「本当にわかる 公認会計士の仕事」武田雄治、平林亮子

バイトという身分の不安定さにいまさら気づき、今後どうするか考えようと図書館をぶらぶらしてて見つけた一冊。とりあえず今年は簿記も受けてみて、順調に級が上がったら、公認会計士の資格を目指すのもありかもしれないなあと思ってる。やりがいや楽しさが…

まんが祭り

「パリパリ伝説 6」かわかみじゅんこ 前の巻から雰囲気が変わってきてる気がする。 きれいでおしゃれなフランスでママをやっているアタクシ☆臭というか。「僕の姉ちゃん」益田ミリ うろだけど、料理を作ってあたりまえだと思っている男には料理を作りたくな…

オスカー・ワオの短く凄まじい人生

オスカー・ワオの短く凄まじい人生 (新潮クレスト・ブックス)作者: ジュノディアス,Junot Diaz,都甲幸治,久保尚美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/02メディア: ハードカバー購入: 12人 クリック: 441回この商品を含むブログ (113件) を見る異文化なんと…

潤一

井上荒野の「潤一」読んだ。 日本語がきれいで、読みやすくて一気に読んでしまった。 翻訳、ドイツ語、経済学

『倫敦!倫敦?』長谷川 如是閑 岩波文庫

これおもしろい。 1910年のイギリスはロンドンのルポなんだけど、すごく新鮮。 実感挑発的倫敦とか倫敦女房とか、もっと早く読みたかった。 ヨーロッパ文化はなんでも挑発的らしいが、国によって差があって、 例えば、パリモードはイギリスではどうしてもは…

『図説金枝篇』フレーザー 東京書籍

最近、タニス・リーの『鏡の森』を読んだ。ネットの触れ込みでは白雪姫と7人の小人たちとギリシャ神話のデメテルとプロセロピナの物語がベースになってるということで、たしかにそうなんだけど、 ギリシャ神話のなかでも『金枝篇』を通過したやつだと思うな…

官能教育

ピーター・ゲイによる、19世紀末のブルジョア女性の性愛事情。 子どもを生むことが直接死につながる不安がよくわかった。 ブリキのブロッホさんも、40代で出産で亡くなっている。

ラピスラズリ

『白い果実』で知った、山尾悠子。 早速図書館で探して借りてみました。眠りに関連した短編が集められている。 全体的にひんやりとした暗さに包まれているけど、 客観的に描かれているので、適当な距離を保てる。フレドリック・ワッツの『hope』というタイト…

白い果実

夏目漱石の『こころ』に感情移入してしまい、 つらくなってきたのでやめて、 ジェフリー・フォードの『白い果実』を読んだ。観相学という非科学的な判断によって人を犯罪者に仕立て上げ、 処刑することがあたりまえの国が舞台のファンタジー。この本、すごく…

こころ

ネットで見かけた同性愛小説リストに入っていたので、 え!そんな話だったの??と思って図書館で借りた。 上・中・下と分かれていて、下(先生が人間不信になった理由が語られる/Kの話) の最初まで読んだ。 同性愛度はほんのり程度。昔の大学生も変わらな…

欧羅巴の民族学

ヨーロッパの民族学 (文庫クセジュ)作者: ジャンキュイズニエ,Jean Cuisenier,樋口淳,諸岡保江,野村訓子出版社/メーカー: 白水社発売日: 1994/11メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る

始めに弱者操作

魔女とカルトのドイツ史作者: 浜本隆志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/02/21メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る笛吹き男、魔女裁判、ヒトラー・ユーゲント、ナチ