双子山村

『ツイン・ピークス』シーズン2の最終回を見た。ローラ殺しの犯人が捕まって以降、モチーフがどんどんチープになっていき、どうしようもなく陳腐になっていったんだけど最後まで見た。それで感想。狂気が絡んではいるけど、結局、’あの世’と魂の話だったんじゃないかしら。良い魂が行くのがホワイト・ロッジなら、さまよう魂が集まるのがブラック・ロッジ。待合室はその中間地点。まんま日本でお盆に語られる話のように感じられた。火=魂だ、たぶん。

祖母が死んだとき、世界が2重になっている感覚を感じたのを思い出した。うちの家族はスピリチュアルかぶれなので、葬式前後はあたりまえのようにそういう話(いまおばあちゃんがそこにいた等)をしていて、高校生でいまより気が弱かったので、かなり引っ張られていた。現実と脳内現実が乖離する感じよ!

★その他
殺されたヘビメタの若者の友達は、SATCのスタンフォード役をやっている人だったと思う。
ゲイじゃないストレートの若者役。

キャサリン・アンドル兄妹が、昔話に出てくる強欲なおじいさんとおばあさんみたいで笑った。
吹き替えでアンドルって言ってるけど、たぶんアンドリュー。だから何?だけど、デスパ妻では地声はアンドルーってよんでるのに、アンドリューって吹きかえられてるのです。

ホーン父、いろんな女の人に手を出しすぎ。