コレット『シェリ』。
19世紀の文化（特に高級娼婦）が大好きで、コレットに一時期はまってました。
20代の若者と40代の高級娼婦との恋愛物語。オペラ『薔薇の騎士』が好きな人はたぶん好きだと思う。
これも衣装とセットがすごくきれいだった。フランスだから印象派の例をもってこなきゃならないんだろうけど、庭園を散策しているシーンなんてクリムトの風景画の世界だったよ。あと、当時のアッターゼーでのバカンス写真に色つけて動かしたらこんなんだったんだろうなあっていうシーンがいっぱいあった。映画の舞台はフランスなんだけど。
フランスの高級娼婦には引退ってないんだなあ。
