イエロー去る

今週末は、バロックエリザベス女王の肖像画に関する娯楽本をちょろ読み。エリザベスの肖像画が、映画のエリザベス(ゴールデンエイジの)にそっくりでびっくり。歴史ものの映画なので似せるのは当たり前かもしれないけど、本当に良く似てる。この人は肖像画を政治利用したので、いろいろなバージョンが残っているのですが、床に描かれた世界地図の上に立っている肖像画がかっこいいっす。ゴールデンエイジでも、それを使ったと思われる場面がありました。あるいは、本当に床を世界地図(海図?)で作って作戦会議をしていたのかもしれないけど。時代は違うけど、肖像画の形式はマニエリスムというよりも国際ゴシック様式寄りだと思った。図版がモノクロなので、いまいち断言できないけど、金を使っているようだし、硬直した顔面・姿勢、薄い体等。